旅行を快適で楽しい思い出にするのに大きな役割を担うのがスーツケースでしょう。ひとことでスーツケースと言ってもサイズや素材、性能などバリエーションが豊富でデザインも様々です。
スーツケース選びでは、ハードタイプとソフトタイプどちらにするか、ということも悩みますよね。
ちなみに管理人は、ハードタイプ1つとソフトタイプ1つの2つ持ちで10年以上、海外渡航を繰り返しています。今回は、ハードケースとソフトケースそれぞれの特徴を紹介します。
素材の違い
まずはハードタイプとソフトタイプの素材の違いですが、
ハードタイプは、ポリカーボネートやABS樹脂、アルミ、カーボンファイバーなど硬い素材を採用しています。
一方、ソフトタイプは、布やナイロンといった柔らかい素材を採用しています。もちろんケースの外周や角部分には形状を保つためにプラスチックや金属の芯材を使用しています。重さもハードタイプよりも軽いものが多いので、持ち運びやすく、重量制限ギリギリまで荷物を運びたい場合には有利でしょう。
収容力の差
同じ大きさのスーツケースでもハードタイプとソフトタイプでは収容力の差を感じます。
ハードタイプのスーツケースは、一般的にケース中央にファスナーが付いていて、ケースを開けると収納スペースが左右に広がる両面開きになっています。
どこに何が収納されているのか確認しやすく、整理整頓してパッキングできるというメリットがあります。一方で、高さのある荷物を収納しにくい、開閉する度にケース両面分のスペースが必要になるというデメリットもあります。
ソフトタイプのスーツケースは、一般的にケース上面にファスナーが付いた片開きデザインとなっています。
空港やホテル、公共エリアなどスペースが限られた場所でも気兼ねなく開閉できます。また、高さのある荷物も収容できるというメリットがあります。ちなみに管理人は、日本製の炊飯器やヨーグルトメーカー、簡易製麺機などキッチン用品をソフトケースで海外に運びました。
一方、ケースの奥に収納したものを取り出しにくかったり、衝撃に弱いというデメリットもあります。
耐久性
続いて耐久性ですが、この点は持ち主の使い方と旅路での扱われ方次第です。
海外旅行の際は、目的地や経由地にもよりますが空港や移動時にスーツケースを放り投げられることも珍しくありません。その場合、ハードタイプは傷凹みが付くもののソフトタイプは無傷ということもあります(あくまでもケース本体のお話です。中身は別問題。。。)。
管理人は、ハードタイプとソフトタイプのスーツケースを新品で購入して約10年間、年に数回のペースで日本と中米などを行き来していますが、どちらも破損することなく現役で使用できています。もちろんハードタイプの傷やソフトタイプの擦り切れ等はありますが、使用に問題となる様なダメージはありません。
機能性
最後に機能面の違いですが、この点はソフトケースが優れていると言えるでしょう。
ソフトタイプは、素材の柔軟性ゆえにある程度の伸縮性があるので、ファスナーさえ閉まれば詰めれるだけ荷物を詰め込むことができます。
さらにケース前面にはファスナーポケットが用意されているタイプも珍しくありません。チケットや電子デバイスなど頻繁に出し入れするアイテムを一時的に収納するのに重宝するディテールです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。旅行を楽しむうえで重量な役割を担うのがスーツケースです。
1gでも多くの荷物を持っていきたいのであればソフトタイプが有利でしょう。ケース本体のカラーリングや素材感、デザインを重視するならハードタイプがバリエーション豊富です。
渡航距離や期間、目的によって優先するポイントは異なるでしょう。それぞれの特徴、メリット・デメリットを参考にピッタリのスーツケースが見つかりますように!